セミナーK-今日のふりかえり

今日の授業はこんな内容でした

【セミK高3クラス】7/4(日)

今日は学校模試終了後に教室にお越しいただき、ありがとうございました。
 
【内容】
センター試験 数学IIB2010本1-2;三角関数
センター試験2019本リスニング2
センター試験 英語2011本6;長文「Rodents」
 
今日は、いつもオンラインで実施する三角関数とはチョイと雰囲気が変わって、かなり頭を使ったのではないでしょうか。
出だしでいきなり筆が(シャーペンが)止まり、凍りついて二度と前に進めない方もいらっしゃるので、最初は三角比の基本に戻って「90°-θ」の導出からお話して、その後に取りかかってもらいました。
その直後から続出する高いハードルが...:4θであっても正弦値は第2象限にも発生していること、sin4θは加法定理を用いて解体して三次方程式に整理すること、この三次方程式は(sinθ - 1/2)を因数にもつことに気づいて組立除法を用いて因数分解すること、これにより因数分解した片方の二次式がsin(π/10)の値であること、解の公式でこの正弦値を得て正の値のみ正解とすることなど、三角関数に限らず他の数IIの分野のテクニックを次々と駆使して前に進まなくてはなりませんでした。
ところでこの問題は「大問1の(2)」、つまり数IIBのウォーミングアップ問題に過ぎない...ってところが、センター数IIB「受験生に0点続出」の恐ろしさですね。克服するには、トレーニングですよ、やっぱり...何でもそうか...。
 
英語は長文問題。「齧歯類が哺乳類の中でもっとも成功した種である理由」。いつもながら、英文は、濃密度でまとまりが良く、模範的な英文で、日本の高3レベルを徹底的に試すすばらしい文。繰り返し読んで、おおいに参考にしましょう。
齧歯類は、門歯が特殊に発達しているおかげで、他の動物には食べられないような固い木の実や殻を食い破り、高カロリーの食物を短時間に摂取できる。この効率性の良さにより、狩猟中に捕食者の餌食になる危険性を減らし、繁殖や子育てに専念できる、という趣旨でしょうか。
受験生の皆さんも、じゃ、歯を鍛えてナッツを食べて即効でエネルギーを得、得られた時間のゆとりを勉強に使い、成功した個体になろうじゃないか!
 

f:id:SeminarK:20210710203410j:plain

E2016hon6